<筆者「おーば」の簡単なプロフィール>
新卒で入社した大手金融会社を、適応障害により休職。後に退職して無職を3か月経験し、再就職をした20代男子。自身の経験から「仕事の悩み」に関連するWEBサイトの運営やYoutubeでの動画発信、ココナラにて悩み相談などをしています。
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新卒の新入社員。
「これからバリバリ働くぞ!」と意気込んでも、入社してから半年ほど経つと「仕事が辛い」「就職に失敗した」と嘆く人も少なくありません。入社したばかりのころは、上司や先輩もどこかお客さま扱いしてくれ、「わからないことがあったら気軽に聞いてね」「最初は難しく感じるかもしれないけれど、慣れたら大丈夫だよ」と優しい声かけをしてくれることもあるでしょう。
しかし、入社してから半年くらい経つと「まだ仕事覚えていないの?」「前も言ったけど」と、当たりが強くなることも。
「まだ仕事覚えていないの?」といわれても、半年どころか1~2年目ぐらいまでは、慣れていないことも多く、先輩に業務支援してもらわないと、うまく進捗できないことがあっても不思議ではありません。業界や企業、職種によっては、上司や先輩からひどく叱責され、「私は、社会不適合者なんだ…。仕事できないダメなやつなんだ…」と落ち込むケースもあります。
しかし、誰だって最初はみんな未経験。
右も左も分からない状況は、上司や先輩も体験したことだと思い、落ち込みすぎないために悩みや不安の理由を探すこともしてみてください。
仕事が辛いと新卒が感じる5つの原因
20代の新卒の社会人が仕事を辛いと感じる原因としては以下などが考えられます。
- スキルや知識、経験が不足している
- 新生活に慣れておらず、プライベートにも余裕がない
- 仕事に責任とプレッシャーを感じる
- 上司・先輩社員と馬が合わない
- 人見知りをする人は「はじめまして」の連続で疲れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スキルや知識、経験が不足している
20代のうちは、ほとんどの人がスキルや知識、経験が不足しているはず。上司や先輩も「これから伸び盛り」と思って接してくれるでしょう。ただし、仕事を覚えるのがスロースターターな人は、新人時代に苦労します。
スロースターターのため、同期と比較すると自分は仕事ができないと感じるかもしれません。しかし、伸びる時期は、人によって違うもの。入社後2~3年目の頃にぐーんと伸びる人もいます。
新生活に慣れておらず、プライベートにも余裕がない
住み慣れていない地域で、初めての一人暮らし。仕事うんぬんの前に、新生活に慣れておらず、プライベートにも余裕がない人もいます。そういった場合、家に帰ると積み重なった洗濯物や、徐々に溢れてくる部屋のゴミにうんざりして、帰宅後にリフレッシュすることも難しいかもしれません。
仕事に責任とプレッシャーを感じる
業界や企業、職種によっては、ひとつのミスが命あるいは大きなトラブルに発展することもあるでしょう。仕事に責任とプレッシャーを感じて、業務時間中の約8時間、ずっと緊張しっぱなしという人もいるかもしれません。
そんなに長い時間緊張していたら、どっと疲れるのは当然のこと。
上司・先輩社員と馬が合わない
配属先は運が左右するところも多いため、ときには上司や先輩と馬が合わないこともあります。新卒の新入社員はすべてのことが初めての体験ですので、上司や先輩から厳しく叱責されても「自分がミスをしたのだから、当たり前だ…」と思い込むこともあるでしょう。
しかし、学生時代の友人に相談すると「えっ…、厳しすぎない?」「それ、パワハラだよ」ということもあるかもしれません。あまりにも他責化すぎるはよくありませんが、ブラック企業と呼ばれるような劣悪な職場環境もあるのは事実です。
自分を責めてばかりいると、さらに辛くなってしまいますよ。
筆者の体験談:私の職場の上司や先輩と馬が合わず、、、
かくいう私も新卒で入社会社で、部署の上司や先輩との人間関係が上手くいかず、業務にも押しつぶされてしまって休職した過去があります。
だからこそ、今辛いと感じている方は、あまり自分を責め過ぎないでほしいと思います。
人見知りをする人は「はじめまして」の連続で疲れる
人見知りする人は、人間関係が構築できるまで「はじめまして」の連続で疲れてしまうでしょう。入社して半年くらい経つと、要領のいい同期は上司や先輩と親しくなって可愛がられているかもしれません。
そんな様子を横目に見て「俺、会社員向いてないかも」なんて思うことも。
新卒が仕事を辛いと感じた時の対処法
仕事が辛い時期の対処法は、以下の通りです。
- 仕事が辛い理由を分析する
- 自分の強みや可能性を整理する
- 「お仕事」だけではなく「推しごと」も見つけてリフレッシュする
仕事が辛い理由を分析する
仕事が辛い人は、「自分は無能だ」「転職してキャリアを変えたい」「とにかく退職して直面している嫌なことを避けたい」「就活に失敗した」と思いがち。嫌な会社のことが、頭の中でぐるぐる。さらに夢として出てくることも。しかし、具体的に仕事の何が嫌なのか明確に整理および判断できていないことも少なくありません。
例) ・仕事をなかなか覚えられない→仕事の覚え方を先輩や同期から教わる ・業務内容が向いていない→他業界に転職する ・業務内容は合っているけれども残業が多すぎてつらい→同業界の他社に転職する |
仕事が辛い理由を分析して言語化することで、さまざまな対策を取れるようになるでしょう。仮に、転職エージェントを利用して求人を探すにしても、何を条件にするかで、転職活動の仕方が大きく変わります。
また、新卒で入社した会社を早めに退職すると、第二新卒扱いされます。若いけれど基礎的なビジネスマナーやスキルは身に付けている第二新卒を積極的に採用している会社もあるでしょう。ただし、あまりにも短期転職が多いと敬遠されがち。つまり、少ない第二新卒のチャンスは大切にする必要があります。
筆者の体験談:私も第二新卒として再就職しました
私は退職後、職を決めずに3か月無職生活をしていました。なんとか自分なりに自己分析をやりなおしたり、挑戦したい業界への勉強をしたりといったことをして無事第二新卒という形で再就職をしています。
自分の強みや可能性を整理する
仕事が辛いなら、自分の強みや可能性を整理してみましょう。まれに「自分に強みなんてない」ということをいう人もいますが、学生時代も含めて考えるといままで褒められたこともきっとあるはずです。そもそも、自社に貢献してくれる人材だと思ってもらえないと、いまの会社に入社できなかったわけですからね。人事部や採用担当者は、あなたの何かしらの強みや可能性を見つけて、採用してくれたはずです。
自分に自信がないと思ってしまったら、自己分析をして、改めて自分の強みや可能性を整理してください。
筆者の体験談:自己分析のおすすめツール
先に述べたように、無職で転職活動をしておりましたが、そのときに「クリフトンストレングス34」というツールを使用して自己分析をしていました。個人的には、非常に当てはまっているものが多く自分の強みや性格を理解するのに役立ちましたのでおすすめです。
「お仕事」だけではなく「推しごと」も見つけてリフレッシュする
嫌なことも忘れさせてくれる「推し」を探してみましょう。仕事が忙しすぎて、最近は見られていなかった映画やドラマ、ゲームなどであなたの「推し」を見つけられるかもしれません。
昔は好きだったけど、最近していなかったことはありませんか。
仕事が辛いときもポジティブになれる方法を探そう
仕事が辛いときもポジティブになれる方法を探してください。
ポジティブになれるポイントは以下の2つ。
- 仕事であった良いことや褒められたことを思い出す
- 1人で悩み・ストレス・不安を抱え込まずに誰かに相談する
それぞれについて深堀します。
仕事であった良いことや褒められたことを思い出す
仕事であった良いこと(やりがいや成果など)や褒められたことを思い出してください。
どんなに小さなことでもいいので、「今日のいいこと」としてメモしたり日記を書いたりするのは効果的です。ぜひポジティブになれる行動をしてみてください。
1人で悩み・ストレス・不安を抱え込まずに誰かに相談する
ストレスや不安などがあるなら、1人で抱え込まず、誰かに相談してください。他者の意見を聞くと、ストレスや不安がすっと和らぐこともあります。しかし、新卒だとまだ職場の人間関係が構築できておらず、相談できる相手がいないこともあるでしょう。
そういったときは、この記事の筆者である「おーば」にぜひ相談してください。
現在、仕事に関する悩みや不安の相談を受けています。私も新卒で入社した会社を退職した過去を持つため同じような悩みを抱える人の役に立てるのでは?と考えたため、このような活動をおこなっています。
過去に相談に乗った方には下記のようなコメントをいただきました。
とても丁寧に対応していただき、的確なアドバイスありがとうございました。とても参考になりました。 |
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